突発性発疹症

本症は約10日の潜伏期の後 突然の高熱で発症します。

下がりにくい高熱が持続します。赤ちゃんにとって初めての発熱のことが多く,お母さんも熱に不安を持ちがちですが,発熱以外の症状がなく,熱の高さの割に一般状態が良好のことが多く重症感もありません。発熱は1〜5日(多くは3〜4日)続くことが多いようです。その後急激に解熱するのが特徴ですが,解熱期にしばしば低体温になることがありますので注意が必要です。

☆発疹は解熱直後解熱後12〜24時間以内)

顔面,体より始まり全体へと広がります。手足にはあまり出現しません。発疹は1〜3日で消失し,色素沈着を残すことはありません。

☆診断は特徴的な経過が主体

咽頭に永山班という紅い斑点を認めることがあり,発疹出現前に診断できることがあります。

☆合併症

下痢を主体とする消化器症状のみで,これも1〜2日で軽快します。極めてまれですが,最近少数例に熱性けいれんが起こることが報告されております。また,脳炎,脳症の合併症の報告もされています。