水イボ・伝染性軟属腫(MC)

伝染性軟属腫は,主として小児にみられる丸く光沢のあるイボです。
原因はボックスウイルス科の伝染性軟属腫ウイルス(MCV)による
イボで,俗に「水イボ」と呼ばれています。           
1) 症状
痛みや痒みの伴わない光沢のある丘疹で,3mm 〜5mm,時には急激に1cm 程度まで大きくなるものもあります。イボの中には白い泥状の固まりがあり,この中に多数のウイルスがいます。

3)治療
くすり:いろいろな薬が試されていますが,まだ確実に有効な薬はありません。

 


摘んで取る(摘除):ピンセットやトラコーマ鉗子で摘んで取り,消毒しておきます。痛みを伴い,取ってもまたできることもあります。

2)経過
イボの中にウイルスが多数いますのでかいて潰すと,自分の体や他の人に直接感染し増加します。
アトピー性皮膚炎等があると,かく機会が多く,多発する傾向があります。1つのイボは2ヶ月程度存在します。放置しても6ヶ月〜1年で自然消失しますが,なかには2年〜3年を要するものもあります。

硝酸銀ペースト法
:硝酸銀という液を小麦粉でペースト状にして,イボの上につけていくと,1週間程度でイボが痂皮(かさぶた)となって脱落します。

感染予防とプール

 水イボという名前から「水の中でうつる」と勘違いしている人も多いようですが,プールの水でうつるわけではありません。あくまでも,潰してからの直接接触でうつります。タオルの共有などは注意を要します。プールや水遊びを禁止したり,出席を停止する必要はありません。