急性ウイルス性胃腸炎
乳幼児の急性ウイルス性胃腸炎の代表的なものとして、
ロタウイルス
と
ノロウイルス
や
アデノウイルス
があげられます。頻度のもっとも高いのが
ロタウイルス
です。
急性ウイルス性胃腸炎の比較
原因ウイルス
ロタウイルス
ノロウイルス
アデノウイルス
かかりやすい年齢
乳幼児
乳幼児〜成人
乳幼児
(ロタよりやや上)
潜伏期間
1〜3日
1〜2日
1〜2日
症状のある期間
5〜8日
1〜2日
4〜6日
症状
極めて強い,おう吐,下痢
(頻回の水様便),
脱水の進行
,
30-40%が発熱
おう吐,下痢,腹痛,
頭痛,食欲不振
ロタウイルスより軽い
下痢,おう吐,
軽度の発熱
別
名
乳児冬期下痢症
流行性おう吐(下痢)症
なし
流行期間
冬場に多い(冬〜春)
冬に多い(秋〜冬)
通年発症
その他
ときに脱水が進行し重症化。
便の検査で約15分で判定可
人から人への経口感染の他に食物を介しての集団発生ももある。(貝類等)ロタウイルスより,やや早い時期に流行します
下図参照
ロタウイルスに比較して胃腸症状と脱水の程度は軽度だが強度の例の中に虫垂炎や腸重積の発症あり。
便の検査で約15分で判定可
治療
内服薬と
食事療法
が中心です。
脱水の進行
や
末梢循環不全
のある時には、
点滴
が必要です。