インフルエンザはカゼじゃない!?
インフルエンザとカゼの症状のちがい
 インフルエンザの原因はインフルエンザウイルスです。インフルエンザはうつりやすく毎年のように集団発生します。またその症状が重いことから,普通のカゼとは区別して考えられています。  さらに,肺炎や脳炎・脳症等生命に関わる合併症を起こすこともあります。
  普通のカゼの症状
インフルエンザの症状
インフルエンザの症状の特徴
  1. 高熱・(寒気や体のふるえがある,
    急激な発熱)
  2. のどの痛み・咳・鼻水等の上気道症状と頭痛
  3. 全身のだるさ(筋肉痛・関節痛,
    時に歩行不能)
  4. 消化器症状や結膜症状
高熱が3〜4日続きます。一度熱が下がっても再び高熱が出ることもあります。

診断 

  1. 特徴的な症状や咽頭所見によります。
  2. 鼻汁を用いた迅速診断(15分)。(陽性率は約90%)
治療 
休学期間
  1. 安静と栄養,水分の補給(熱が出ると水分が足りなくなります)。
  2. 抗ウイルス剤の投与。インフルエンザに直接作用する薬があります。
  3. 熱や痛みなど,症状を楽にする薬の投与。
  4. こじらして肺炎や脳炎などにならないように
熱が下がってから,2日間がめどです。 学級閉鎖の目安は20%の休学率です。閉鎖期間は本来4〜5日が望ましいのですが,学校の授業計画との関連で2〜3日で再開しているのが現状です。
インフルエンザウイルスに効く薬もあります。早めにご相談下さい。
注意 インフルエンザの時はポンタールとボルタレンの解熱剤は使えません。
予防

1.日常生活の注意 手洗いとうがい,室内の保温・保湿, 十分な睡眠と栄養は予防の基本です。
2.予防接種のワクチンは,インフルエンザにかかりにくくします。 また,重症化の防止には,とても効果があります。